■ ID
| 1160 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| ISO 24293 : 2009に基づく水試料中ノニルフェノール異性体分析の試験所間試験
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■ 著者
| 堀井勇一
埼玉県環境科学国際センター 谷保佐知
(独)産業技術総合研究所 土屋悦輝
(株)環境管理センター 中川順一
オーヤラックスクリーンサービス(株) 高菅卓三
(株)島津テクノリサーチ 山下信義
(独)産業技術総合研究所 宮崎章
(独)産業技術総合研究所
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■ 出版元
| (社)日本分析化学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 分析化学、Vol.59、No.4、319-327、2010 |
■ 抄録・要旨
| ISO 24293 : 2009は、固相抽出とGC/MSを用いて水試料中ノニルフェノール異性体を個別に測定する新規制定の国際標準分析法である。本報ではISO 24293 : 2009の妥当性評価のために行われた試験所間試験の結果を報告する。当試験には国内外17機関が参加し、ノニルフェノール低濃度添加河川水(RW1)、高濃度添加河川水(RW2)、低濃度添加排水(WW3)及び高濃度添加排水(WW4)の4試料について測定した。各機関におけるノニルフェノール異性体13物質の室内変動係数は4.4〜21.6%の範囲であった。試料ごとの室間変動係数はRW1: 24.9±6.4%、RW2: 30.6±10.7%、WW3: 63.3±34.6%、WW4:36.6±13.5%であった。ロバスト法zスコアにより試験機関を評価したところ、各試料における機関数の割合は、satisfactoryが71〜92%、questionableが0〜10%、unsatisfactoryが7.7〜23%の範囲であった。
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